手蔵田村(読み)てぐらだむら

日本歴史地名大系 「手蔵田村」の解説

手蔵田村
てぐらだむら

[現在地名]酒田市手蔵田

熊野田くまのだ村の東方新井田にいだ川中流左岸に位置する。言語同断村とも記され、天正一六年(一五八八)最上義光の臣東海林兄弟が朝日山あさひやま城に立籠ったとき、言語同断・熊手くまてなどの在所が残らず付き従ったという。

元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高一九二石余と一三〇石余。寛永元年庄内高辻帳の高は四六二石余。寛永二年(一六二五)の定納願により免は田方五ツ五分、畑三ツ七分、定納取米二四八石余、免ならし五ツ三分七厘八毛となった(大泉紀年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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