上慢(読み)ジョウマン

関連語 十訓抄 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「上慢」の意味・読み・例文・類語

じょう‐まんジャウ‥【上慢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぞうじょうまん(増上慢)」の略 ) 仏語。まだ証を得ないのに、証をすでに得たと慢心すること。また、思いあがって謙虚さのないこと。
    1. [初出の実例]「五千の上慢は仏だにも何ともし奉らず〈略〉かれら罪根深重の増上慢にして、いまだ証せざるを証せりと思ひ」(出典:十訓抄(1252)二)
    2. 「されば、上手にだにも、しゃうまんあらば、能は下るべし。いはんや叶(かな)はぬしゃうまんをや」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)三)

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