上日置村(読み)かみへきむら

日本歴史地名大系 「上日置村」の解説

上日置村
かみへきむら

[現在地名]八代市上日置かみひおき町・福正元ふくしようもと町・萩原はぎわら町一丁目

日置村の東にある。慶安二年(一六四九)の八代知行分高并人畜ノ書付(松井家文書)に村名がみえ、現高四七七石六斗余、門数二三・家数八五、人数一五四、牛馬一六とある。元禄国絵図に「日置村之内上日置村」とあり、「国誌」は小村の小寺・市丸・東・一掲・ツクリ・大西・堤・白石などを記す。高田手永に属し、元文(一七三六―四一)頃の「肥集録」では日置村の枝村、宝暦(一七五一―六四)頃の肥後国中寺社御家人名附では独立村になっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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