日本歴史地名大系 「上河尻村」の解説 上河尻村かみかわじりむら 大分県:南海部郡宇目町上河尻村[現在地名]宇目町千束(せんぞく) 河尻小野市(おのいち)村の南東、千束村の西に位置。上川尻とも記す(正保郷帳)。中津留(なかづる)村から当村を経て榎(えのき)峠に出る道が通る。同峠は岡(おか)城(現竹田市)から酒利(さかり)村を経て日向へ至る途中にある。正保郷帳によると田高一一九石余・畑高二三石余、宇目郷に属した。旧高旧領取調帳では高一六二石余。寛政八年(一七九六)には小野市組に属し、村位は下、免七ツ七分(「高反別物成品々書抜帳」県立大分図書館蔵)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by