上浜田遺跡(読み)かみはまだいせき

日本歴史地名大系 「上浜田遺跡」の解説

上浜田遺跡
かみはまだいせき

[現在地名]海老名市浜田町

国分寺から約一・五キロ南の標高五五メートルの丘陵上に位置する。付近には上打越かみうちこし・上浜田・下浜田の字名が残り、古代の浜田駅家との関連が推測される。昭和四七―四九年(一九七二―七四)にかけての発掘調査の結果、先土器時代・縄文時代(早期―後期)・古墳時代(古墳三基・横穴一基)・奈良―平安時代の集落跡(竪穴住居跡一一六・掘立柱建物跡一六)・中世建築遺構群・近世遺構と遺物が各期にわたって検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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