上芝原村(読み)かみしばはらむら

日本歴史地名大系 「上芝原村」の解説

上芝原村
かみしばはらむら

[現在地名]三木市細川町垂穂ほそかわちようたるほ

谷口たにぐち村・鍛冶分かじわかれ村の東、小川おがわ川の中流域に位置する。慶長国絵図に村名がみえる。初め姫路藩領、元和三年(一六一七)明石藩領となる。正保郷帳でも明石藩領で、田方七三石余・畑方四石余。天保郷帳では高九〇石余。旧高旧領取調帳では明石藩領。享保年間(一七一六―三六)の「明石記」によれば家数一五・人数九七で、弁才天社・若宮社があり、産土神は近隣八ヵ村の産土神である当村の御酒みさけ大明神(現御酒神社)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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