上芥田村(読み)かみげたむら

日本歴史地名大系 「上芥田村」の解説

上芥田村
かみげたむら

[現在地名]加西市上芥田町

下芥田村の北、芥田けた川の上流域に位置する。中世には下芥田村とともに芥田とよばれ、在田ありた庄に属した。慶長国絵図に「上毛田けた」とみえる。江戸時代は初め姫路藩領、正保二年(一六四五)赤穂藩領となる(正保郷帳など)。元禄一四年(一七〇一)上知され、延享元年(一七四四)大坂城代・出羽山形藩堀田氏領となり(「天保校訂紀氏雑録」日産厚生会佐倉厚生園蔵)、同四年三卿の一橋領となって幕末に至る(安永元年「年貢免状」上芥田町有文書、「一橋家領知高帳」一橋徳川家文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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