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菩提寺 ボダイジ

7件 の用語解説(菩提寺の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぼだい‐じ【×提寺】

先祖代々の墓や位牌をおき、菩提を弔う寺。檀那寺(だんなでら)。菩提所

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百科事典マイペディアの解説

菩提寺【ぼだいじ】

一家一族が代々同じ宗旨に帰依(きえ)し,その宗旨の特定の寺を埋葬墓所に定め,葬礼や年忌法要をいとなんで死者の追善を行う寺。発生・維持・機能など氏寺と共通する点も多く,同じ寺が菩提寺とも氏寺ともよばれる例もある。
→関連項目倉月荘

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葬儀辞典の解説

菩提寺

江戸時代中期に幕府の寺請制度により、家単位で1つの寺院の檀家となり、墓をつくることを強制されました。その寺院が家の菩提寺といわれるようになり、現在に至っています。菩提寺がわからない場合は、親族の年配者に伺います。宗派が分かれば、同じ宗派の寺院に依頼することもできます。

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デジタル大辞泉プラスの解説

菩提寺

岡山県勝田郡奈義町にある寺院。奈良時代創建とされる。宗派は浄土宗、本尊は十一面観世音菩薩。境内にあるイチョウは樹齢900年を超え、国の天然記念物に指定。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼだいじ【菩提寺】

祖先の墳墓を築き,累代の位牌を安置してその冥福を祈るために建立した寺。菩提所,香華(こうげ)院とも呼ばれ,古代・中世では氏寺(うじでら)というのが一般的である。古くは藤原氏の興福寺,和気氏の神護寺など,公家一門の氏寺が盛んに建立された。中世になると,例えば足利氏が鑁阿(ばんな)寺を建立して氏寺としたように,各地の武士団で氏寺を建立するものが多く,武士団の惣領制的結合の核として重要な機能を果たした。近世になると,菩提寺の名称が一般的となり,一族結合の紐帯的機能は薄らいだが,各藩主は城下に歴代の墳墓と位牌を備える菩提寺を建立した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

菩提寺
ぼだいじ

檀越(だんおつ)が帰依(きえ)して位牌(いはい)を安んじ、祖先の遺骨を葬り、その菩提を弔う寺院をいう。菩提所、菩提院、香華(こうげ)院、檀那(だんな)寺ともいい、古くは氏寺(うじでら)、墳寺(ふんじ)とも称した。現今では葬式を営み、法事などを依頼する所属の寺院をこのように呼称する。[佐々木章格]

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世界大百科事典内の菩提寺の言及

【塔頭】より

…独立した一寺ではないが,所領を保有して末寺をもち,同門の派徒のよりどころ,一派の拠点となって規模も拡大し,実質的には一寺としての発展をみる。また檀越(だんおつ)と師檀関係をもつ塔頭は,檀越の墓所を内設し,檀越家の菩提寺的機能を兼ねた。安土桃山時代以降はことに菩提寺的性格を強くし,京都紫野,大徳寺の塔頭は,戦国大名などの墓所を内設する例が大部分であり,また大名の創建にかかる塔頭も多い。…

【菩提】より

…一般の日本仏教の寺院は,インド仏教のように修行者が菩提を成ずる修行の場であるよりは,死者の菩提を弔う菩提所の機能を果たしてきたし,今もそのために存立している。これは日本仏教が在家仏教,聖の仏教に変質したとおなじ菩提の変質であるが,そのために菩提寺としての寺院が建立され,菩提を弔うための仏像,経典などの仏教文化ができた。【五来 重】。…

※「菩提寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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