上輪新田(読み)あげわしんでん

日本歴史地名大系 「上輪新田」の解説

上輪新田
あげわしんでん

[現在地名]柏崎市上輪新田

北は日本海に面した北陸道沿いの村。北陸道の難所米山よねやま三里の峠道にある。頸城くびき郡に属し、東は同郡笠島かさしま村、西は本村上輪村(現中頸城郡柿崎町)。近世初めは高田藩領。天和三年(一六八三)の越後中将御領覚には「上輪村枝郷」と記し、二九七石七斗余。享保七年(一七二二)の鉢崎組村明細帳写(近藤喜八郎氏蔵)では田一八町六反余・畑五町七反余。戸数一五、男四〇・女二六、牛四・馬三。延享三年(一七四六)の鉢崎組村明細帳写(同氏蔵)によると藻取船二隻があり、海草取をするが、役銀はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む