下らぬ(読み)クダラヌ

デジタル大辞泉 「下らぬ」の意味・読み・例文・類語

くだら◦ぬ【下らぬ】

[連語]下らない」に同じ。「―◦ぬ冗談を言う」

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関連語 連語 実例 鏡男

精選版 日本国語大辞典 「下らぬ」の意味・読み・例文・類語

くだら‐・ぬ【下ぬ】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「くだる(下)」に助動詞「ぬ」が付いたもの )
  2. くだらない(下━)
    1. [初出の実例]「おんなと云ものはくだらぬ事をいふものじゃ」(出典:虎明本狂言・鏡男(室町末‐近世初))
    2. 「開き見れども下(クダ)らぬ漢文、『コハコハいかに』とあきれ果て」(出典浄瑠璃・生写朝顔話(1832)大磯揚屋の段)
  3. くだらない(下━)
    1. [初出の実例]「いつまでもくだらぬ趣向乃毫(ふで)とりて」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

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