下保内村(読み)しもほないむら

日本歴史地名大系 「下保内村」の解説

下保内村
しもほないむら

[現在地名]三条市下保内

上保内村の北にあり、北東下条げじよう(現加茂市)、西は井栗いぐり村と接する。村内の字赤坂あかさかからは縄文晩期の土器石器が出土している。中世は、上保内とともに粟生田あおだ保のうちに含まれたと考えられる。天正五年(一五七七)の三条衆給分帳と三条領闕所帳(市川浩一郎氏蔵)には当地の宮之浦みやのうらの地名がみえ、文禄四年(一五九五)六月一一日の直江兼続黒印状(上松文書)にも保内六ヵ村の一として宮之浦村が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む