下反町村(読み)しもそりまちむら

日本歴史地名大系 「下反町村」の解説

下反町村
しもそりまちむら

[現在地名]宇都宮市下反町町

北は上御田かみみた村、東は中島なかじま村・下横田しもよこた村、東部川が南流する。古くは宇都宮大明神采田があったため御田の称があり初め下御田といったが、天治年間(一一二四―二六)に下反町村と改めたという(地誌取調)。近世初期より宇都宮藩領。家中系図(奥平家文書)によれば、慶長六年(一六〇一)夏目次右衛門治定は下反町村などで一千石を知行したという。天明二年(一七八二)から同八年まで幕府預地。以後宇都宮藩領に復し、慶応二年(一八六六)より高徳藩領。慶安郷帳に田方三四一石余・畑方九九石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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