下地は好きなり御意はよし(読み)シタジハスキナリギョイハヨシ

デジタル大辞泉 の解説

下地したじきなり御意ぎょいはよし

もともと好きなところへ、他からも好意をもって勧められる。こんなに都合のいい話はないというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

したじ【下地】 は 好(す)きなり御意(ぎょい)はよし

  1. もともと好きであるところへ、他からも好意をもってすすめられることをいう。こんなうまい話はないということ。下地は好き。
    1. [初出の実例]「した地は好きなりぎょいはよし、我も我もと引のけつきのけせせくりあひ」(出典:浄瑠璃・十二段(1698頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android