下地は好きなり御意はよし(読み)シタジハスキナリギョイハヨシ

デジタル大辞泉 の解説

下地したじきなり御意ぎょいはよし

もともと好きなところへ、他からも好意をもって勧められる。こんなに都合のいい話はないというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

したじ【下地】 は 好(す)きなり御意(ぎょい)はよし

もともと好きであるところへ、他からも好意をもってすすめられることをいう。こんなうまい話はないということ。下地は好き。
浄瑠璃十二段(1698頃)三「した地は好きなりぎょいはよし、我も我もと引のけつきのけせせくりあひ」

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