精選版 日本国語大辞典 「下地」の意味・読み・例文・類語
した‐じ ‥ヂ【下地】
げ‐じ ‥ヂ【下地】
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沖縄県宮古(みやこ)郡にあった旧町名(下地町(ちょう))。現在は宮古島市の南西部を占める。1948年(昭和23)下地村から上野(うえの)村が分離独立、下地村は翌年町制施行。2005年(平成17)下地町は上野村、伊良部(いらぶ)町、城辺(ぐすくべ)町、平良(ひらら)市と合併し宮古島市となった。旧町域は宮古島南西部にあり、来間島(くりま)(面積2.84平方キロメートル)を含む。地形は川満(かわみつ)、嘉手苅(かでかり)、入江湾を結ぶ線より北東側は平坦(へいたん)な台地。南西側は低地の平野部からなる。来間島は、南へ緩傾斜する琉球(りゅうきゅう)石灰岩の低島。国道390号が平良地区、城辺地区を結ぶ。来間島とは来間大橋で結ばれる。かつて、入江湾周辺はマラリア病地域で、数村落が廃村になったのち、川満と嘉手苅村落が強制的に建設された。中心集落は与那覇湾に面する上地(うえじ)。現在、農業が主産業で、おもにサトウキビ、葉タバコを栽培。来間島はサトウキビのほか、かつお節製造が主産業。観光地として、与那覇前浜の海岸があり、リゾートホテル、ゴルフ場も立地している。
[堂前亮平]
『『下地町制二十周年記念誌』(1969・下地町)』▽『『下地町町制施行50周年記念誌』(1999・下地町)』
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…前者の用例が地色,地の文などの地に通じ,後者の地が囲碁の地に当たるのであろう。また〈在地〉〈下地〉などの地は,土地の上に生ずる〈作毛〉とそれによる得分とは区別された,土地そのものを指す語であり,土地の売買などの移動に当たって,平安後期には〈在地〉の人の確認を得ることがとくに必要とされた。地主や地子・地利などの語も,この〈地〉に結びついており,京に対する田舎の意の〈地下〉の地も同様である。…
…所務は収納の意で,《日葡辞書》では〈年貢の取立て〉とする。14世紀初頭の鎌倉幕府の訴訟制度解説書《沙汰未練書》は,所務沙汰とは〈所領の田畠下地(したじ)相論の事〉と定義している。
[管轄]
鎌倉初期には問注所で受理し,実務処理を経て,鎌倉殿自身が裁決した。…
※「下地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...