下大清水村(読み)しもおおそうずむら

日本歴史地名大系 「下大清水村」の解説

下大清水村
しもおおそうずむら

[現在地名]植木町清水きよみず

大清水村の北部玉名たまなひろ(現鹿央町)に接し、豊前街道が通る。もと大清水村のうちであったが、慶長一三年(一六〇八)にはすでに分村しており、同年検地帳によると田二九町六反七畝余・畠七三町六反四畝余・屋敷一町七反九畝余、家数三二・人数九五、馬牛二七。下ケ名にはなかのまへ・坂本・楠(桶)割・野添・鬼迫垣内などがある。宝暦一四年(一七六四)の地引合帳によると、新地・諸開が三六町余に上り、八久保・芹迫・三十六などに多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android