下川内堰(読み)しもかわうちせき

日本歴史地名大系 「下川内堰」の解説

下川内堰
しもかわうちせき

[現在地名]鳥海村下川内

猿倉さるくら村の西で鳥海川より取水し、さいかみ村・伏見ふしみ村・貝沢かいざわ村を経て(「貝沢村図面」鳥海村公民館蔵)下河内しもかわうち村一帯に注ぐ。下河内村の名主佐藤三郎右衛門が着工し、元禄三年(一六九〇)から一二年間を費やして完成したという(郷土鳥海村)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android