羽後国由利郡村誌(読み)うごのくにゆりぐんそんし

日本歴史地名大系 「羽後国由利郡村誌」の解説

羽後国由利郡村誌
うごのくにゆりぐんそんし

一四巻 秋田県編 明治一三年刊

分類 地誌

原本 県立秋田図書館

解説 明治前期の開明的県令として知られる石田英吉が、各郡に命じて編纂させた地誌。現在所在の明らかなものは由利郡村誌と雄勝郡村誌の二郡のみ。郡内各村々ごとに、沿革・境界・里程・地勢・地味・税地・大字貢租戸数・人口・牛馬数・舟車数・山・川・用水堰・森林湖沼・道路・港・社寺・学校・町村会所・郵便局・古跡・物産民業などについて記述。明治一〇年代の村々の状況を知る貴重な史料である。城下町は除かれている。

活字本 みしま書房刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android