下手げ(読み)へたげ

精選版 日本国語大辞典 「下手げ」の意味・読み・例文・類語

へた‐げ【下手げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「げ」は接尾語 )
  2. 下手らしいさま。いかにも下手なさま。
    1. [初出の実例]「辞が質朴なればへたけなものぢゃが、質にはあれども俚はないぞ」(出典:史記抄(1477)二)
  3. 見苦しいさま。卑しげなさま。
    1. [初出の実例]「山烏の太郎が計会の姿をみて、『へたげのなりや、凡卑のかかりや』と目を引き鼻を引きて云」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む