凡卑(読み)ぼんぴ

精選版 日本国語大辞典 「凡卑」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ぴ【凡卑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 身分の低いこと。いやしいさま。また、その人。
    1. [初出の実例]「詞露凡卑瞿麦色、思風佳麗水蛍輝〈藤原良経〉」(出典千五百番歌合(1202‐03頃)四七一番)
    2. 「凡卑(ボンビ)愚僧名聞高位所望なく」(出典:源平盛衰記(14C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む