下打波村(読み)しもうちなみむら

日本歴史地名大系 「下打波村」の解説

下打波村
しもうちなみむら

[現在地名]大野市下打波

九頭竜くずりゆう川と、その支流打波川の合流点の北東方に広がる山村。応仁二年(一四六八)五月一二日付の名預け状(清水家文書)に「下打波惣山」とみえる。享保六年(一七二一)七月の五ケ六ケ村田畑町歩之覚(島田家文書)によれば高五・五六石、反別二町二一歩、うち上畑二反五畝(屋敷とも)・中畑五反八畝余・下畑一町三反七畝余。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となり、元禄五年(一六九二)以降は美濃国郡上藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android