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下毛野武正 しもつけのの たけまさ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

下毛野武正 しもつけのの-たけまさ

?-? 平安時代後期の官吏。
摂関家の藤原忠実(ただざね)・忠通(ただみち)の随身(護衛兵)をつとめ,久安2年(1146)右近衛(うこんえの)将曹となる。賀茂祭の舞人などをつとめ,説話集などにすこし滑稽(こっけい)な人物として登場する。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

下毛野武正

没年:久寿2頃(1155)
生年:生年不詳
平安末期の随身。左近衛府の府生(武官)下毛野武忠の子。従六位上,久安2(1146)年に右近将曹に至る。父の代より摂関家に仕え,父の禁獄の代償として藤原忠実の随身となる。随身の諸能のひとつである馬芸に拙劣で,馬好きの忠実の下では不遇であったが,その子忠通の随身となってからは,忠通に可愛がられ,随身としての地位を確保した。中世の説話集などに武正の活躍ぶりが描かれているが,苦手の馬芸を逆手に取った振る舞いや自らの美貌を誇る様子など,どこかおどけた人物として描かれている。<参考文献>渡辺晴美「院政時代と随身―下毛野武正を通して」(『日本歴史』456号)

(渡辺晴美)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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