精選版 日本国語大辞典 「摂関家」の意味・読み・例文・類語
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執柄家(しっぺいけ)とも。摂政・関白の職を独占して世襲した家柄。清和天皇の外祖父であった藤原良房が摂政に,つづいて養子基経が摂政・関白に任じられて以後,その子・孫・曾孫の世代で争いがあったものの,結局は道長が天皇4代の外祖父としての地位を確立し,その子頼通の頃に家格としての摂関家が確立したものと思われる。院政期の近衛・松殿・九条の3家鼎立をへて,鎌倉初期に近衛・鷹司(たかつかさ)・九条・二条・一条の五摂家が成立した。
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…摂関家に人身的に従属し,摂関家の政所をはじめ御服所,細工所等において宿直,警固,掃除等の番役に従事したもの。大番舎人の保有する屋敷地,在家,田畠を大番領といった。…
…公卿,廷臣らの所領の総称。平安中期以降,公家社会の階層分化がしだいに進み,さらに摂関家以下の家格・家職が形成されるにともない,それぞれの所領の形態も多様化した。中世の摂関家(摂家)の所領は,摂関職,氏長者の地位とともに各家の間を伝領される膨大な〈渡領〉と,各家固有の〈家領〉とに分かれるが,その家領も主要部分は,本家として一定の得分を収取する所領と,本所として荘務を進退する所領とから成り,皇室領をはじめ,他家の所領の下級所職を知行することはない。…
…さらに律令で家司を置くことになっている貴族家では質的,量的に拡充が図られているのである。家政機関の規模は貴族家の優劣に応じ大小があるが,最大の発達を示す摂関家の場合を《拾芥抄》についてみると,執事,年預,弁別当,文殿,蔵人所,侍所,御厩,御随身所,政所,御服所,進物所,膳部が列挙されており,それぞれに家司があてられたのである。とくに重要なのは政所(まんどころ)で,荘園関係の事務を扱い荘民に政所課役や政所公事を課し,その徴収事務を管掌し,荘民たちの間に紛争事件がおきると裁判事務を行い,国郡や他貴族家との交渉に当たるなどした。…
※「摂関家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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