日本歴史地名大系 「下津黒村」の解説 下津黒村しもつぐろむら 鳥取県:八頭郡郡家町下津黒村[現在地名]郡家町下津黒別府(べふ)村の東方、私都(きさいち)川南岸に位置し、南東に上津黒村がある。両村の南は標高五〇〇メートルを超える山地で、その南麓に新興(しんごう)寺(現八東町)がある。安元三年(一一七七)三月日の新興寺住僧等解案(新興寺文書)に「限北石塔鷲倉山峯津黒堺」とみえ、新興寺境内の北に接していた。文治三年(一一八七)一一月日の新興寺住僧等解案(同文書)にも「限北 石塔鷲倉峯津黒堺」とみえる。藩政期の拝領高は二八三石余。本免五ツ五分。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by