下煮(読み)シタニ

デジタル大辞泉 「下煮」の意味・読み・例文・類語

した‐に【下煮】

[名](スル)煮えにくい材料をあらかじめ煮ておくこと。「豆を下煮しておく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下煮」の意味・読み・例文・類語

した‐に【下煮】

  1. 〘 名詞 〙 煮ものをする際、煮えにくいものなどを、先に煮ておくこと。
    1. [初出の実例]「よく洗って一旦美味しく下煮(シタニ)をして」(出典食道楽‐冬(1904)〈村井弦斎〉二九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「下煮」の解説

したに【下煮】

下ごしらえとして材料をあらかじめ煮ておくこと。火の通りにくい材料を用いるときや、和え物を作るときなどに行う。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android