精選版 日本国語大辞典 「下燃」の意味・読み・例文・類語
した‐もえ【下燃】
- 〘 名詞 〙
- ① 火が表面に出ないで、物の下で燃えること。
- ② ( 「した」は心の意 ) 心の中で思い焦がれること。人知れず恋い慕うこと。
- [初出の実例]「夏なればやどにふすぶるかやり火のいつまでわが身したもえをせん〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋一・五〇〇)
- 「かの下もえに思ひ乱るる人の御心、いかばかりならむ」(出典:海人刈藻物語(1271頃)三)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...