下燃(読み)したもえ

精選版 日本国語大辞典 「下燃」の意味・読み・例文・類語

した‐もえ【下燃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 火が表面に出ないで、物の下で燃えること。
  3. ② ( 「した」は心の意 ) 心の中で思い焦がれること。人知れず恋い慕うこと。
    1. [初出の実例]「夏なればやどにふすぶるかやり火のいつまでわが身したもえをせん〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋一・五〇〇)
    2. 「かの下もえに思ひ乱るる人の御心、いかばかりならむ」(出典:海人刈藻物語(1271頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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