下盥(読み)シモダライ

デジタル大辞泉 「下盥」の意味・読み・例文・類語

しも‐だらい〔‐だらひ〕【下×盥】

下半身につけるものを洗濯するたらい
下湯しもゆに用いるたらい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下盥」の意味・読み・例文・類語

しも‐だらい ‥だらひ【下盥】

〘名〙
① ふんどし、腰巻き、足袋(たび)など、下半身につけるものを洗うたらい。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「下(シモ)だらひにあたらしきもっこうふんどしが、ゆにつけてあるを見て」
② 下湯(しもゆ)を使うのに用いるたらい。
※雑俳・柳多留‐四二(1808)「ゑんこうの月かけうつる下(しモ)たらひ」

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