精選版 日本国語大辞典 「下湯」の意味・読み・例文・類語 しも‐ゆ【下湯】 〘 名詞 〙① 腰湯をつかうこと。また、下半身を洗うこと。[初出の実例]「湯へいくとしも湯(ユ)をもてへねへにつかふうちは大笑ひだね」(出典:洒落本・やまあらし(1808)三)② 「しもゆば(下湯場)」の略。遊郭で、娼婦が客と寝たあと身体を洗滌する場所。[初出の実例]「裏階子下も湯へ通ふ女坂」(出典:雑俳・柳多留‐一五九(1838‐40)) おり‐ゆ【下湯】 〘 名詞 〙 湯に入ること。入浴。[初出の実例]「ふるき湯屋を借りて、常におりゆをぞしける」(出典:保元物語(1220頃か)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例