下穀(読み)げこく

精選版 日本国語大辞典 「下穀」の意味・読み・例文・類語

げ‐こく【下穀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代穀物を下付または払い下げること。凶荒年に備えて貯蔵してある穀類などを処分する場合にいう。
    1. [初出の実例]「貯穀弐拾分一御下穀之分、御代官手限を以引渡候向も有之」(出典:牧民金鑑‐一一・貯穀・天保一二年(1841)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android