下総国旧事考(読み)しもうさのくにきゆうじこう

日本歴史地名大系 「下総国旧事考」の解説

下総国旧事考(下総旧事考)
しもうさのくにきゆうじこう

一五巻 清宮秀堅

成立 弘化二年

分類 地誌

写本 内閣文庫ほか

解説 下総国香取郡佐原の素封家で名主、のち士分にとりたてられた清宮秀堅が地方事務に携わりながらまとめたもの。巻一―二神祇、巻三国造・国司・平将門始末、巻四千葉氏世紀・武蔵千葉氏世紀・千葉六党譜、巻五古河足利氏世紀、巻六結城氏世紀、巻七―九郡郷、巻一〇川沢・牧馬・和歌名所・勝景、巻一一金石・芸文・風土記残編、巻一二古書地名考、巻一三神社・寺院、巻一四藩翰・関梁・海防・廃城・人物、巻一五風俗・物産・醸酒・煮塩・駅逓・市集からなる。

活字本 「下総国旧事考」八冊(明治三八年。弘化五年刊の下総国輿地全図を付す)ほか


下総国旧事考
しもうさのくにきゆうじこう

一五巻 清宮秀堅著

成立 弘化二年

写本 国立公文書館内閣文庫など

解説 巻一―二神祇、巻三国造・平将門始末、巻四千葉氏世紀、巻七―九諸郡、巻一三寺社、巻一五物産・駅・市など。

活字本 明治三八年刊(下総国輿地全図を付す)、昭和五一年復刻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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