下藤又村(読み)しもふじまたむら

日本歴史地名大系 「下藤又村」の解説

下藤又村
しもふじまたむら

[現在地名]津幡町下藤又

材木ざいもく川と藤又川の合流点、藤又谷の谷口に位置。「天文日記」天文五年(一五三六)一〇月一日条などに「藤又番頭」などとみえる。正保郷帳には下藤俣村とみえ、高七五石余、田方二町・畑方三町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高八八石、免四ツ八歩、小物成は山役四八匁・野役二匁(三箇国高物成帳)。寛文年間の百姓数五(高免付給人帳)。天明八年(一七八八)洪水による岸崩れのため、土不足変地御償米代として七歩引免(享和二年「河北郡引免根帳」林文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android