下谷ヶ地平C遺跡(読み)しもやがちだいらCいせき

日本歴史地名大系 「下谷ヶ地平C遺跡」の解説

下谷ヶ地平C遺跡
しもやがちだいらCいせき

[現在地名]会津高田町松坂 下谷ヶ地平

みや川の上流博士はかせ川との合流地点に形成された、標高四八〇メートルの河岸段丘上に立地する。昭和五九年(一九八四)に試掘調査、同六〇年発掘調査が行われた。縄文時代晩期末から弥生時代前期の集落跡である。集落は台地縁辺の二軒の住居跡と中心の広場を挟み貯蔵穴の三三基の土坑群および二ヵ所の焼土遺構から構成され、該期の集落の全容が明らかにされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 包含層

関連語をあわせて調べる

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む