下鬢(読み)さげびん

精選版 日本国語大辞典 「下鬢」の意味・読み・例文・類語

さげ‐びん【下鬢】

  1. 〘 名詞 〙 江戸中期、安永年間(一七七二‐八一)に流行した男の鬢の作り方一つ。疫病本多(近世髪形の一つ。熱病で髪が抜けてしまった人の髪を模した薄髪の形)の結い方の髪で、普通より下げるのが特色。〔随筆半日閑話(1823頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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