不仕付け(読み)ぶしつけ

精選版 日本国語大辞典 「不仕付け」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐しつけ【不躾・無躾・不仕付】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) しつけのないこと。無作法であること。あけすけ、または突然で礼を欠くこと。また、そのさま。無礼。失礼。
    1. [初出の実例]「酌取は盞さぐるにおしてもらぬ事也。出家も侍もおしてもる事。ひけふぶしつけ也」(出典:今川大双紙(15C前)酒に付て式法の事)
    2. 「そんなことがまさか無躾(ブシツケ)に聞かれるもんですか」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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