不出(読み)フシュツ

デジタル大辞泉 「不出」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しゅつ【不出】

外へ出ないこと。また、外へ出さないこと。「門外不出秘仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不出」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しゅつ【不出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 外へ出ないこと。また、外に出さないこと。「門外不出」 〔文明本節用集(室町中)〕
  3. よくできていないこと。でき上がりの悪いこと。
    1. [初出の実例]「安・不安の差別によりて、出・不出(フシュツ)甲乙もあるかと覚えたり」(出典:拾玉得花(1428))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android