不出(読み)ふしゅつ

精選版 日本国語大辞典 「不出」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しゅつ【不出】

〘名〙
① 外へ出ないこと。また、外に出さないこと。「門外不出」 〔文明本節用集(室町中)〕
② よくできていないこと。でき上がりの悪いこと。
※拾玉得花(1428)「安・不安の差別によりて、出・不出(フシュツ)甲乙もあるかと覚えたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「不出」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しゅつ【不出】

外へ出ないこと。また、外へ出さないこと。「門外不出秘仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android