不回り(読み)ふまわり

精選版 日本国語大辞典 「不回り」の意味・読み・例文・類語

ふ‐まわり‥まはり【不回・不廻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. まわらないこと。まわってこないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「どふやら太夫がふまはりなと思はれては」(出典:浮世草子・傾城歌三味線(1732)二)
  3. 金回りの悪いこと。金銭融通がつかないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「或る御旗本の勝手不廻りにて」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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