岩石学辞典 「不安定残存鉱物」の解説 不安定残存鉱物 残晶鉱物で,新しい条件の下で準安定であるが,新しい鉱物組合せでは変化速度が遅いために残存することができた鉱物.塩基性火成岩が変成作用を受けて緑色片岩になる場合にオージャイトが角閃石や緑泥石に囲まれて残晶となるのはその例[Eskola : 1939]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報