不整合型ウラン鉱床(読み)ふせいごうがたウランこうしょう

最新 地学事典 「不整合型ウラン鉱床」の解説

ふせいごうがたウランこうしょう
不整合型ウラン鉱床

unconformity-type(-related) uranium deposit

原生代中期の不整合面近くに分布するウラン鉱床。多くは,石墨雲母片岩・黒雲母片岩・ドロマイト質石灰岩中または近くに存在。鉱床の上位は非変成砂岩が多い。始生代花崗岩-片麻岩が近くにあり,ミグマタイトが分布する。鉱床中に断層が多く,Uは緑泥石帯中に濃集。Saskatchewan(カナダ),Northern Territo-ry(オーストラリア)に多くの鉱床がある。品位は他のタイプより高く,U3O81.2~2.0%。確認鉱量は全体の15%を占める。副産物にNi(カナダ),Au(オーストラリア)。高品位のウラン濃集は,初期の堆積作用,変成作用,断層活動,不整合時の二次的濃集,砂岩に覆われた後の再移動という過程が繰り返し働いたためと考えられている。Uの起原については深部説と砂岩からの溶脱説がある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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