不敵ない(読み)フテキナイ

デジタル大辞泉 「不敵ない」の意味・読み・例文・類語

ふてき‐な・い【不敵ない】

[形]《近世上方かみがた語》不敵である。大胆不敵である。
「恋に心の―・く、またふるさとに立ち帰り」〈浄・薩摩歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不敵ない」の意味・読み・例文・類語

ふてき‐な・い【不敵ない】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「ない」は接尾語 ) 不敵である。大胆である。
    1. [初出の実例]「年明前の女郎の、しかもふてきない人、座をしめて」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む