不知不識・不識不知(読み)しらずしらず

精選版 日本国語大辞典 「不知不識・不識不知」の意味・読み・例文・類語

しらず‐しらず【不知不識・不識不知】

〘副〙 それと意識しないうちにいつのまにか。知らないうちに。ついつい。偶然に。
集義外書(1709)三「これ雁は陽鳥にて火気を多く得たり。火気の神は礼なり、この故に不知不識かくのごとし」
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉八「矢張(やっぱり)幾分か不知不識(シラズシラズ)思ってお出(いで)なさるんだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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