不要おせせの蒲焼(読み)いらぬおせせのかばやき

精選版 日本国語大辞典 「不要おせせの蒲焼」の意味・読み・例文・類語

いらぬ【不要】=おせせの[=お世話(せわ)の]蒲焼(かばやき)

  1. ( 「蒲焼」は「世話を焼く」に掛けて面白く表現したもの。「おせせ」は「おせわ」を幼児語のように表現したもの ) 不必要に出しゃばること。おせっかいをすること。
    1. [初出の実例]「してやんしてどふしゃうと、やっさもっさぺんぺこぺん、いらぬおせせのかばやき也」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)飛だ噂の評)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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