精選版 日本国語大辞典 「不見」の意味・読み・例文・類語
み‐ず【不見】
- 〘 名詞 〙 「みずてん(不見転)②」の略。
- [初出の実例]「そりゃ芸者にもいろいろあります。ミズの階級も有ります」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下)
ふ‐けん【不見】
- 〘 名詞 〙 見ないこと。見ていないこと。
- [初出の実例]「山をみる眼目あらざる人は、不覚、不知、不見、不聞、這箇道理なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)山水経)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...