不見(読み)みず

精選版 日本国語大辞典 「不見」の意味・読み・例文・類語

み‐ず【不見】

  1. 〘 名詞 〙みずてん(不見転)」の略。
    1. [初出の実例]「そりゃ芸者にもいろいろあります。ミズの階級も有ります」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下)

ふ‐けん【不見】

  1. 〘 名詞 〙 見ないこと。見ていないこと。
    1. [初出の実例]「山をみる眼目あらざる人は、不覚、不知、不見、不聞、這箇道理なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)山水経)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む