不負気(読み)まけんき

精選版 日本国語大辞典 「不負気」の意味・読み・例文・類語

まけん‐き【不負気】

  1. 〘 名詞 〙まけぬき(不負気)
    1. [初出の実例]「負けん気の化物が六年間工夫して」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)

まけぬ‐き【不負気】

  1. 〘 名詞 〙 他人に負けまいとする気性。負けじ気性。負けじ魂。まけないき。まけんき。
    1. [初出の実例]「本田組の一むれが、まけぬ気の河東ぶし」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)二)

まけない‐き【不負気】

  1. 〘 名詞 〙まけぬき(不負気)
    1. [初出の実例]「負けない気といふは好い事で」(出典:この子(1896)〈樋口一葉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む