精選版 日本国語大辞典 「丑の杭」の意味・読み・例文・類語 うし【丑】 の 杭(くい) 古く、宮中で、丑の時刻を知らせる簡(ふだ)を掛けるために打った杭。また、その時刻。清涼殿の殿上の間にあって、時刻ごとに差し替えをする。[初出の実例]「うしのくゐさすがに月のかげ出て心すむ夜の時のふだかな〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例