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殿上 テンジョウ

デジタル大辞泉の解説

てん‐じょう〔‐ジヤウ〕【殿上】

《「でんじょう」とも》宮殿、または殿堂の上。
宮中。禁中。
殿上の間(ま)」の略。
2のことをつかさどるところから》蔵人所(くろうどどころ)の異称。
殿上の間に昇ること。また、それを許されること。昇殿。
「来年は帰り上りて―して、五位の蔵人になりて」〈狭衣・一〉
殿上人(てんじょうびと)」の略。
「―の逍遥侍りしとき、さらなり」〈大鏡伊尹

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てんじょう【殿上】

宮殿・殿堂の内部。
宮中。また、禁中。
清涼殿の殿上の間。また、紫宸殿のうち。上。
清涼殿の殿上の間に昇ること。また、それを許されること。 「これかれぞ-などもせねば/蜻蛉
「殿上人」の略。 「殿を始め奉りて-と地下と皆参りぬ/枕草子 二四二・春曙抄

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の殿上の言及

【殿上の間】より

…内裏にある清涼殿の南廂(ひさし)の部屋。会議室または控室の用をし,公卿や昇殿を許された四位・五位の殿上人,蔵人(くろうど)が祗候するところ。東西6間の細長い部屋で,北側は白壁で身舎(もや)との間を仕切り,南は簀子がなく,神仙門で東西に区切り,東側に小板敷,西側に沓脱(くつぬぎ)の縁をつける。…

※「殿上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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