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且又(読み)かつまた

精選版 日本国語大辞典 「且又」の意味・読み・例文・類語

かつ‐また【且又】

  1. 〘 接続詞 〙 ( 接続詞「かつ」に副詞「また」の付いてできた語 ) 先行事柄に後行の事柄が添加されることを示す。その上に。さらにまた。
    1. [初出の実例]「もしまことに聞こしめし果てまほしくば駄一疋をたまはせよ。はひ乗りて参り侍らん。且又御宿に参りて、殿の御才学のほども承はらまほしう思たまふるやうは」(出典:大鏡(12C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 出典 大鏡
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