世の重し(読み)ヨノオモシ

デジタル大辞泉 「世の重し」の意味・読み・例文・類語

よ‐の‐おもし【世の重し】

世の固め」に同じ。
「―とものし給へる大臣の」〈賢木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世の重し」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 の 重(おも)

国家柱石。また、その地位にある人。世の固め。
源氏(1001‐14頃)賢木「よのおもしとものし給へるおとどの、かく世をのがれ給へば、おほやけも心細う思(おぼ)され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android