世上の毀誉は善悪にあらず(読み)せじょうのきよはぜんあくにあらず

精選版 日本国語大辞典 の解説

せじょう【世上】 の 毀誉(きよ)は善悪(ぜんあく)にあらず

  1. 世間でけなしたりほめたりするのは、必ずしもその事の善悪によるものではない。
    1. [初出の実例]「世上の毀誉は善悪に非ず。人間の用捨は、貧福に在とは、今の時をや申べき」(出典:太平記(14C後)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android