毀誉(読み)キヨ

精選版 日本国語大辞典 「毀誉」の意味・読み・例文・類語

き‐よ【毀誉】

  1. 〘 名詞 〙 そしることとほめること。悪口と称賛。また、世間評判評価褒貶(ほうへん)
    1. [初出の実例]「同殖徳本、不譏誉」(出典:伝教大師消息(824‐831頃)弘仁七年五月一日)
    2. 「当世の名を求めて、毀誉に動くことは市井の凡俗に違ふことなし」(出典:集義外書(1709)三)
    3. [その他の文献]〔荘子‐徳充符〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「毀誉」の読み・字形・画数・意味

【毀誉】きよ

そしりと、よい評判。〔韓非子孤憤〕治亂の功はに制せられ、の行は毀譽に決せらるれば、則ち修智の廢して、人塞がる。

字通「毀」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む