世界宗教者平和会議(読み)セカイシュウキョウシャヘイワカイギ

デジタル大辞泉 「世界宗教者平和会議」の意味・読み・例文・類語

せかい‐しゅうきょうしゃへいわかいぎ〔‐シユウケウシヤヘイワクワイギ〕【世界宗教者平和会議】

ダブリュー‐シー‐アール‐ピー(WCRP)

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共同通信ニュース用語解説 「世界宗教者平和会議」の解説

世界宗教者平和会議

1970年に誕生した世界最大級のネットワークを持つ宗教間対話組織。国際委員会本部を米ニューヨークに置き、90カ国以上に諸宗教評議会がある。宗教協力を通して紛争の解決や予防人権、環境問題への取り組みを進めている。日本委員会は草創期から中心的な役割を担うほか、被災地支援も継続的に実施。海外では近年、「Religions for Peace(平和のための宗教)」の名前で知られるようになり、WCRPよりもRfPの略称主流になってきている。

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世界大百科事典(旧版)内の世界宗教者平和会議の言及

【庭野日敬】より

…38年霊友会を脱会,長沼妙佼と大日本立正交成会を設立,43年会長に就任し,立正佼成会の指導者として大教団となる基盤を築いた。65年第2バチカン公会議に出席,宗教協力と世界平和の実現をめざして世界宗教者平和会議の開催に尽力,70年に開催された第1回の会議の共同議長をつとめた。72年世界宗教者会議日本委員会の発足とともに委員長に就任。…

※「世界宗教者平和会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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