世辞る(読み)せじる

精選版 日本国語大辞典 「世辞る」の意味・読み・例文・類語

せじ・る【世辞】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「せじ(世辞)」の動詞化 ) 愛想を言う。せじを言う。
    1. [初出の実例]「件(くだん)の『居候君』に『世辞(セジ)る』体(てい)なく」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android